妖精学大全
本, 井村 君江
によって 井村 君江
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内容紹介 ケルト神話からハリー・ポッターまで、「妖精」の集大成 英国とアイルランドを中心とする地域の、民間伝承や神話など、また文学や芸術など創作作品に登場する「妖精」の全貌を総合的に解説した、世界的権威による集大成。 民間伝承はもちろん、ケルト神話、ギリシア・ローマ神話、さらに民俗学や心理学までカバーし、中世文学やシェイクスピア、さらに『ピーター・パン』『指輪物語』『ハリー・ポッター』などの文学における創作や、音楽、バレエ、妖精画までひろくカバー。 特に89名の妖精を描いた画家とその作品を紹介するのは世界初の試みである。 内容(「BOOK」データベースより) 英国・アイルランドを中心に、ヨーロッパの民間伝承やケルト神話に登場する、この世ならぬ存在=妖精の約300種について幅広く解説。妖精の起源、分類、行為、性質などを語り、古代から現代に至るヨーロッパ人の想像力、自然に対する畏敬の念を探る。中世ロマンス、シェイクスピア、ロマン派詩人、『不思議の国のアリス』、『ピーター・パン』、『指輪物語』から「ハリー・ポッター」などファンタジー文学までを語る、ユニークな文学史。ペイトン、フィッツジェラルド、ラファエル前派、ラッカムなど、今注目の妖精画の画家と作品を初めて解説。 著者について [ 井村君江 ] 明星大学名誉教授・福島県金山町妖精美術館館長・うつのみや妖精ミュージアム名誉館長栃木県に生まれる。1965年、東京大学大学院比較文学比較文化博士課程修了。Cambridge, Lucy Cavendish CollegeのVisiting Scholar(1977~79、1982)、Oxford, Magdalen CollegeのVisiting Scholar(1997~98)、Kingston Uni-versityのLecturer(1998)、早稲田大学講師、鶴見大学・明星大学教授を歴任。イギリス・フォークロア学会終身会員、イギリス児童文学会顧問、日本ワイルド協会顧問。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 井村/君江 明星大学名誉教授・福島県金山町妖精美術館館長・うつのみや妖精ミュージアム名誉館長。栃木県に生まれる。1965年、東京大学大学院比較文学比較文化博士課程修了。Cambridge,Lucy Cavendish CollegeのVisiting Scholar(1977~79、1982)、Oxford,Magdalen CollegeのVisiting Scholar(1997~98)、Kingston Uni‐versityのLecturer(1998)、早稲田大学講師、鶴見大学・明星大学教授を歴任。イギリス・フォークロア学会終身会員、イギリス児童文学会顧問、日本ワイルド協会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
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妖精学大全を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
「妖精」と言ったら皆様はどんな姿を思い浮かべるであろうか。小さな羽根を持った美しい姿で飛び回り、時には優しく、時にはちょっと意地悪な愛らしい存在。或いはアイルランドのレプラホーンのようにせっせと靴を直す小人の姿のお爺さん。いずれにしても、御伽噺の主役達である彼等は何とも魅力的である。然しながら本書を読むと、それらがほんの一面に過ぎず、実際の彼等は余りにも多種多様で、一概に「妖精」の一言では片付けられないという事を思い知らされる。そして、彼等が人を導いてくれる事もあれば、その一方で、人を死に至らしめる恐ろしい存在だという事も教えてくれるのだ。本書はこうしたありとあらゆる妖精達を網羅し、尚且つ彼等が神話、御伽噺、そして芸術の中で如何に描かれて来たのかという事を完璧なまでに調べ上げている。正しく妖精研究の集大成と言っても過言ではなかろう。本書はどちらかと言うと読み物と言うよりは「事典」としての性質が色濃く、50音順に妖精を調べられる仕組みとなっている。ここに含まれるのは、妖精のみならず明らかに「妖怪」若しくは「怪物」に位置付けられるものもあり、それだけに「妖精」即ち「妖しい精」というものの微妙な存在価値をも考えさせてくれるように思う。更には妖精に関る神話、物語、文学、美術、舞台芸術等も全て語り尽くしているので実用性もある。最初から徹底的に読破しても面白いだろうが、必要に応じて調べるだけでもかなりの利用価値があるので、是非とも手元に置いておきたい一冊である。実は私が本書を手に取ったのは、たまたまビクトリア朝時代の美術に触れて妖精について調べたいと思ったからである。そんな些細な切っ掛けだったが得るものは大変に大きく、「妖精」に対する知識は然る事ながら見識までが変わった。殆ど白紙の状態であった私ですら多くを学ぶ事が出来たので、元々興味がある方や研究している方は尚更であろう。かなり高額な書籍ではあるものの、それだけの価値がある事は断言する。永久保存版の傑作。
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