検察官―五幕の喜劇 (ロシア名作ライブラリー)
本, ニコライ・ワシーリエヴィチ ゴーゴリ
によって ニコライ・ワシーリエヴィチ ゴーゴリ
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内容(「BOOK」データベースより) とある地方都市を牛耳ってきた市長のもとに中央官庁からひそかに役人が監査に入ったとの知らせが届いた。長年にわたる不正とワイロ漬けがばれては大変と市長をはじめ市の顔役たちは大あわて。にわかに清廉潔白をとりつくろい、監査の役人には接待攻勢をかけて保身をはかる。ところがこの役人が役人違いと分かって…いつの時代も観客の心をつかみつづける役人と不正という永遠のテーマ。ゴーゴリの代表作。訳注なしで読みやすい新訳版。 内容(「MARC」データベースより) とある地方都市を牛耳ってきた市長のもとに、中央官庁から密かに役人が監査に入ったとの知らせが届いた。市長をはじめ、市の顔役たちは大慌てで監査役人に接待攻勢をかけて保身をはかるが…。訳注なしで読みやすい新訳版。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) ゴーゴリ,ニコライ・ワシーリエヴィチ 1809‐1852。ウクライナの小さな村に生まれ、帝政ロシア時代の首都ペテルブルグに出て下級官吏となりながら作品を書く。ウクライナを舞台にした作品集『ディカーニカ近郷夜話』で文名を高め、その後『ネフスキイ通り』や『鼻』『外套』などのぺテルブルグを舞台にした小説で幻想と現実の入り混じった独特の世界を確立した。プーシキンとともに、その後のロシア文学に与えた影響ははかりしれず、現代にいたっても多くの作家がゴーゴリを意識した作品を生み出している。19世紀のリアリズム作家としての評価から20世紀初頭のフォルマリズムによる再評価と、常に読み直され、演じ直され続ける小説家・劇作家である 船木/裕 翻訳家。比較文学・比較文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
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「我々はみなゴーゴリから出てきた」とドストエフスキーは語ったそうだが、ゴーゴリのリアリズムは全く古びていない。ペテルブルク幻想派(『鼻』『外套』)として都市アネクドーツ作家であることと、リアルであることが奇跡的に止揚されているのである。『検察官』で描かれる人々のなかに現代人の全てがある。その射程は確実に21世紀に届いているのだ。そんな作家、日本では漱石くらいか。ゴーゴリの「リアルファンタジー」論として書かれた後藤明生の『笑いの方法』『幻想のペテルブルク』を復刊してくれないものか。
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