徳政令―中世の法と慣習 (1983年) (岩波新書)
本, 笠松 宏至
によって 笠松 宏至
4.9 5つ星のうち 3 人の読者
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ファイル名 : 徳政令-中世の法と慣習-1983年-岩波新書.pdf
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「永仁の徳政令」の背景にある、民衆を含む中世の人々の法意識を読みやすい文章で論じた不朽の名作。永仁の徳政令は、鎌倉幕府が、御家人が売却するなどして手放した土地を無償で返還させることなどを定めた、日本史の授業で必須の名高い法である。現代的な感覚で言えば経済秩序を乱す悪法にしか思えないこの法の背景に、「ものは本来あるべき場所にもどすべき」といった当時広く共有されていた思想が基盤にあることを論じている。35年以上前の本であり、すでに常識となったり、あるいはその後の研究によって評価が改められた部分もあろう。だが、限られた史料を丁寧に読み解くことで、「仏物と人物」「他人和与」といった当時は当たり前だった(そして私たちには信じがたい)思想や習慣を次々と復元し、それを論理的に連ねて徳政令を巡る環境を深掘りしていくさまは、新鮮な刺激の連続で、史料読解の醍醐味をこれでもかと味わわせてくれる。冗談・皮肉交じりの軽妙な語り口も魅力。勝俣鎮夫「一揆」とともに、日本中世史に関心を持ち始めた方にお勧めする。
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