鉱物資源問題と日本 ─枯渇・環境汚染・利害対立─オンラインブックダウンロード

鉱物資源問題と日本 ─枯渇・環境汚染・利害対立─

, 志賀 美英

によって 志賀 美英
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内容紹介 世界は鉱物資源問題(枯渇問題・環境汚染問題・利害対立問題)をどう解決していくのか、その中で日本が 果たすべき役割は何か。また、ほとんどの鉱物資源を輸入に依存する日本は、それらをどのように確保して いけばよいのか。本書は日本に対し、問題解決のための6つの事業の実施を提案するものである。 ・南太平洋諸国の排他的経済水域で深海底鉱物資源の商業的生産を行う ・ボーキサイトやラテライトから鉄を回収する技術を開発し、その技術を 熱帯・亜熱帯の開発途上国に移転する ・環境ODAの実施を通じて日本企業の海外投資を後押し、同時に相手国 企業の環境汚染防止技術レベルを日本並みに近づける ・CO2を発生させない製鉄法、「鉄硫化物原料化」法を開発し、世界に、 とくに開発途上国に普及させる ・開発途上国に深海底鉱物資源調査の技術協力 (ODA) を売り込む ・日本の国内製錬業を海外へシフトする これらの事業のうちのいくつかは革新的というにふさわしい夢のような事業で、ハードルはやや高いが、日 本なら手の届く範囲にある。これらの事業は日本の将来への投資でありかつ相手国のためにもなり、パリ協 定および持続可能な開発目標SDGsで日本が求められた目標の達成に大きな貢献が期待できよう。 ▼目次 序 第1部鉱物資源に関する予備知識 第1章世界の鉱物資源の需給 1鉱物資源開発 2製錬・精製 3消費 4まとめ 第2章日本の金属鉱業 1鉱山業 2製錬業 第3章日本の鉱物資源の輸入 1鉱物資源の輸入形態 2日本企業の外国投資に対する政府の支援 3鉱物資源の輸入価格と輸出価格 4鉱物資源の輸入関税 関税概説/日本の関税/WTO協定下における日本の鉱物資源の関税/EPA下における日本の 鉱物資源の関税 第2部鉱物資源問題 第4章直面する三大鉱物資源問題 1枯渇問題 2環境汚染問題 開発途上国の鉱害/日本の鉱害 3利害対立問題 第1次利害対立─南北対立/第2次利害対立─深海底鉱物資源をめぐる利害対立/第3次 利害対立─大陸棚延長に係る近隣諸国間の境界争い/南極の鉱物資源をめぐる「開発」対 「環境」の対立 第3部鉱物資源の枯渇対策 第5章鉱物資源の枯渇対策 1未開発鉱物資源の開発 深海底鉱物資源の開発 (マンガン団塊/コバルトリッチクラスト/海底熱水鉱床/レア アース泥/深海底鉱物資源開発の問題点)/南極の鉱物資源の開発 (石炭/縞状鉄鉱層/ デュフェク塩基性層状貫入岩体/斑岩型銅・モリブデン・金鉱床/石油・天然ガス/周辺 大陸からの類推) 2鉱業技術の開発 選鉱技術の開発/製錬・精製技術の開発/低品位鉱の開発 3非鉱物資源の資源化 岩石からの金属の回収/土からの金属の回収/海水からの金属の回収 第6章鉱物資源の枯渇対策で日本に期待すること 1深海底鉱物資源を開発する 2土から鉄をつくる 第4部環境汚染対策 第7章環境汚染対策 1坑廃水対策 2選鉱で発生する尾鉱対策 3非鉄金属の製錬で発生する二酸化イオウ対策 4鉄の製錬で発生する二酸化炭素対策 二酸化炭素の発生量を削減する方法 (「廃プラスチックの高炉原料化」法/直接還元製鉄 法)/二酸化炭素を発生させない方法 第8章環境汚染対策で日本に期待すること 1環境ODAを日本企業の海外投資プログラムの中に組み込む 開発途上国の環境汚染の背景 (資金不足/低い環境認識/実体のない環境基準)/中途半端な 日本の環境汚染対策技術協力 (ODA)/EPAの「投資」における環境/双方が望む方法 2鉄の製錬で二酸化炭素を発生させない 第5部鉱物資源に係る利害対立の対策 第9章鉱物資源に係る利害対立の対策 1開発途上国の経済的自立のために日本が行ってきた取組みの概要 2鉱物資源に関連する日本のODA事業 資源開発協力基礎調査・レアメタル総合開発調査など/深海底鉱物資源調査/専門家派遣 事業など/準賠償事業:韓国浦項製鉄所 (現、ポスコ) 建設/民間企業の技術協力と政府 の資金協力を組み合わせた事業:中国上海宝山製鉄所建設 第10章鉱物資源に係る利害対立対策で日本に期待すること 1開発途上国の経済的自立に貢献する 2開発途上国に深海底鉱物資源調査の技術協力 (ODA) を売り込む 3日本の国内製錬事業を海外ヘシフトする 国内製錬業の危機/国内製錬から海外製錬への方向転換/製錬分野の海外投資に対する 政府の支援/海外製錬の対象国 4海外投資の心得 第6部提案した事業のパリ協定およびSDGsへの貢献 第11章パリ協定 1パリ協定発効までの経緯 2パリ協定に対する日本の方針や取組み 政府/関係機関/民間部門 3提案した事業のパリ協定への貢献 第12章持続可能な開発目標SDGs 1SDGs採択までの経緯 2SDGsに対する日本の方針や取組み 政府 (開発協力大綱の策定/「SDGs推進本部」の設置)/JICA/JOGMEC/民間部門 3提案した事業のSDGsへの貢献 引用文献 索引 内容(「BOOK」データベースより) 国際貢献と資源確保の両立を。世界が直面する深刻な鉱物資源問題に対し、日本が果たすべき役割とは何か。どのように資源確保をなすべきか。問題解決のため、6つの具体的事業を提案。 著者について 志賀美英 (しがよしひで) 鹿児島大学名誉教授 工学博士 (1977年3月、早稲田大学) 専門:資源経済学、鉱床学 1947年12月、福島県相馬郡小高町 (現、福島県南相馬市小高区) 生まれ 1977年3月、早稲田大学大学院理工学研究科資源科学専攻博士課程修了 著書:『鉱物資源論』 (2003年3月、九州大学出版会) 『開発教育序論』 (編著、2008年5月、九州大学出版会) 『写真集 金属鉱石』 (2015年8月、南日本新聞開発センター) 定年退職後は、鉱物資源の普及活動 (講演・執筆、金属鉱物資源の展示会開催など) を行っている。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 志賀/美英 鹿児島大学名誉教授。工学博士(1977年3月、早稲田大学)。専門:資源経済学、鉱床学。1947年12月、福島県相馬郡小高町(現、福島県南相馬市小高区)生まれ。1977年3月、早稲田大学大学院理工学研究科資源科学専攻博士課程修了。定年退職後は、鉱物資源の普及活動(講演・執筆、金属鉱物資源の展示会開催など)を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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