デザインブレインマッピング
本, 手塚 明
によって 手塚 明
4.4 5つ星のうち 7 人の読者
ファイルサイズ : 19.89 MB
内容紹介 ビジネスにおける新企画提案で不安に思う未来の不確実性に能動的に向き合ってもらうために、 エンジニアとデザイナーが連携して作った、デザイン思考アクションをチームで起こすための書籍。 構想設計コンソーシアムや各種共同研究のノウハウが満載。属人性に依存するスキルではなく チーム全体の力を底上げするメソッド、及び、すべての人にクリエイティブ能力を発揮させる仕組みを提案。 工学を専門とする主著者がデザイナーとつくった書籍。文章とイラストや図のマッチングが面白く、 読み手にとって参考になる工夫が満載。顧客視点や共通善など、社会との結びつきも重視。 双方向の対話によって専門性やダイバーシティを尊重しながら、領域横断的な活動に最適。 理系・文系・デザイン系問わず、広く薦めたい文理融合の書。 東京大学大学院情報学環 教授 大島まり 地方や国内外に分権化された組織のオフィスにおいて、多様な人々が製品やサービスの企画・開発プロジェクトに 関わることが今後ますます増えていく。この「分権化と多様性」は強みであるが、全てを言葉で伝えることは容易ではなく、 新たな構想は言葉という枠組みを超えることも想定されよう。言葉で伝わらないイメージ感をいかに共有し、 前に進めていくか。その手法と道具としてのデザインブレインマッピングの理解に、まずこの一冊。 株式会社良品計画 執行役員 ソーシャルグッド事業部長 生明弘好 ――― 目次 はじめに 1 章 産業界の課題:構想力×具現化力×推進力 1.1 産業界の課題 1.2 問題の構造 1.3 筆者たちの想い 1.4 解決の方向性 1.5 本書の位置付け トピックス1:経験価値 2 章 組織現場のお悩み 2.1 リーダーシップが機能しない 2.2. 決定事項に納得してもらえない、意思の共有ができない 2.3 上下関係を気にして意見が出ない 2.4 曖昧お題の具体化ができない 2.5 アイデアが出てこない 2.6 議論が発散して纏まらない 2.7 対話が下手、聞き出すのが下手 2.8 キーワード思考から一歩も出ない 2.9 「顧客起点」の思考回路がない 2.10 文書でうまく伝達できない トピックス2:デザインとは? 3 章 シンドローム 3.1 「どうしたら良いのか」と結論だけ欲しがる 3.2 外在化を面倒くさがる 3.3 組織間連携不足の問題は他人事 3.4 目標や査定のプロトコールでブレストする 3.5 不具合改善提案で満足している 3.6 ユーザーやユースケースを見ないでモノばかり見る 3.7 イラストや絵などのビジュアルを小馬鹿にする 3.8 因果推論が弱く、「問題点―原因」に行き着かない 3.9 「問題自体が問題」に不慣れ 3.10 「落としどころ」を求める トピックス3:デザイナーについて 4 章 解決の鍵となる考え 4.1 問題の類型化 工学的思考とデザイン的思考の違い、等 4.2 プロセス・組織の概念整理 リーダーシップの民主化の重要性、等 4.3 リーダーシップの要点 why とwhat のどちらから考えるか?、等 4.4 課題への取り組み方 問題自体が問題=プロブレム・リフレーミング、等 4.5 関係性の考え方 UX デザインとジョブ理論との関係性、等 4.6 思考深化の要点 イノベーションとダイバーシティの関係、等 4.7 コミュニケーションの要点 思考の外在化/暗黙知と形式知、等 トピックス4:デザイン思考・AI・IoT 5 章 デザインブレインマッピングでできること 5.1 問題点の纏め 5.2 解決のための提案 5.3 デザインブレインマッピングの基本的な考え方 5.4 デザインブレインマッピングのポイントと機能 5.5 2つのコミュニケーションシーン トピックス5:ワークショップについて 6 章 デザインブレインマッピングのフレームワーク事例 6.1 デザインブレインマッピングにおけるフレームについて 6.2 事前宿題を踏まえたワーク設計 6.3 思考軸の変換促し 6.4 フラットな対話・相手の理解 6.5 バイアスの可視化・why の共有 6.6 プロセス思考への促し 6.7 他者起点思考への促し 6.8 総意形成 6.9 ビジュアルランゲージの援用 6.10 プロセスの記録とトレース 6.11 ワークショップの準備と運営 トピックス6:右脳と左脳、直感と分析、暗黙知と形式知 補 遺 デザインブレインマッピングの使い方 他の手法との比較 参考図書 おわりに 索 引 ――― 出版社からのコメント メンバーを元気にしたいリーダーに特にお薦めです。組織の、特にリーダーとメンバーのコミュニケーションや会議のあるある問題をイラストにより共有してもらった後、その解決のための考え方、その解決のための手法と道具、について、ブレークダウンしてわかりやすく書かれています。 忙しい企業人を想定して、豊富なイラストや図とサブタイトルを見れば内容をある程度把握出来る「読者に優しい」書籍です。道具としての「デザインブレインマッピング」の試用も可能です。 お陰様でお褒めの言葉をいただいております。 日本のデザイン思考の先駆者であり第一人者 紺野 登先生(多摩大学大学院教授、EcoosyX Lab 代表、FCAJ代表理事) 「最初の章に産業界の課題としての構想力×具現化力×推進力、とあるようにまさに構想力の手法とツールを丁寧・誠実に展開されています。」 日本のコーチングの先駆者であり第一人者 本間正人先生(京都造形芸術大学 副学長、らーのろじー株式会社 代表取締役) 「創造力は、限られた天才に備わった例外的な才能ではなく、デザイン思考アクショ ンをチームで起こすことができる、というのが本書のメッセージ。エンジニアと デザイナーが連携して、すべての人のクリエイティブ能力を発揮させる仕組みが 具体的に紹介されている。」 日本のものづくり経営学の先駆者であり第一人者 藤本隆宏先生(東京大学大学院経済学研究科教授、東京大学ものづくり経営研究センターセンター長) 「上流のコンセプト段階を標準化するデザイン思考に対し、下流のエンジニアリング段階に焦点を当てる。この領域は日本に世界的な良例も多いので、それらを視覚化し着実に継承するツールにもなるのでは。問題点(症状)から始めて反転させる説明方法も面白い。」 国際デザイン賞RedDot Luminary(最高賞)受賞やデザイン経営の第一線でご活躍 長屋明浩様(ヤマハ発動機株式会社 執行役員 デザイン本部長) 「デザイン思考のメソッド本は多かれど、問題点と解決策提案をこれだけ多角的に記載した本はあまり無い」 内容(「BOOK」データベースより) 自ら問いを発見、創発、合意形成。特定個人のスキルに依存せず、チーム全体の力を底上げする手法と道具。 著者について 手塚 明 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 製造技術研究部門 総括研究主幹。構想設計コンソーシアム会長。 東京大学工学部産業機械工学科卒業,米国ミシガン大学工学部機械系修士課程修了、東京大学工学部システム量子工学科博士(工学)。 日立製作所家電研究所、通産省工業技術院製品科学研究所、機械技術研究所等を経て現職。スタンフォード大学工学部客員研究員、国際計算力学会 理事、日本計算工学会 理事等を歴任。現在、デザイン思考、経営工学、計算工学を統合した構想設計マネージメントの研究開発に従事。著書として、「アダプティブ有限要素法」(丸善出版)、「Springer Handbook of Metrology and Testing」(分担執筆)(Springer )、「いまさら聞けない 計算力学の常識」(分担執筆)(丸善出版)等 大場 智博 山形県商工労働部工業戦略技術振興課 主査。 山形県出身。東北芸術工科大学デザイン工学部生産デザイン学科卒業後、松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)に入社。主にテレビ(タウシリーズ、ビエラシリーズ)のプロダクトデザインに従事。2011年山形県庁に入庁し、山形県工業技術センターにてデザインの分野から地域産業の振興に携わる。2018年より現職。 山村 真一 (株)コボ 代表取締役社長。 三菱重工業(株)商品企画部入社。イタリアトリノ派遣・カロッツェリアにてデザインを学ぶ。三菱自動車工業チーフデザイナーとして、ギャランFTO、ランサー等の企画、デザインを手がける。素材開発から流通までトータルな開発業務を目指し、素材や技術を商品化するまでのトータルデザインやブランド・メーキング・プロジェクトに従事。公益財団法人日本デザイン振興会理事、Gマーク審査委員、2005年愛・地球博「日本の匠」プロデューサー等を歴任。金沢美術工芸大学非常勤講師、経産省中小企業支援ネットワークアドバイザー。著書として「デザインが企業を変える」(日刊工業社)「売れるデザイン売れないデザイン」(日本商工会議所) 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 手塚/明 国立研究開発法人産業技術総合研究所製造技術研究部門総括研究主幹。構想設計コンソーシアム会長。東京大学工学部産業機械工学科卒業、米国ミシガン大学工学部機械系修士課程修了、東京大学工学系研究科システム量子工学専攻博士(工学)、株式会社日立製作所家電研究所、通産省工業技術院製品科学研究所、機械技術研究所等を経て現職。スタンフォード大学工学部客員研究員、国際計算力学会理事、日本計算工学会理事等を歴任。現在、デザイン思考、経営工学、計算工学を統合した構想設計マネージメントの研究開発に従事 大場/智博 山形県商工労働部工業戦略技術振興課主査。山形県出身。東北芸術工科大学デザイン工学部生産デザイン学科卒業後、松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)に入社。主にテレビ(タウシリーズ、ビエラシリーズ)のプロダクトデザインに従事。2011年山形県庁に入庁し、山形県工業技術センターにてデザインの分野から地域産業の振興に携わる。2018年より現職 山村/真一 株式会社コボ代表取締役社長。三菱重工業株式会社商品企画部入社。イタリアトリノ派遣・カロッツェリアにてデザインを学ぶ。三菱自動車工業チーフデザイナーとして、ギャランFTO、ランサー等の企画、デザインを手がける。素材開発から流通までトータルデザインやブランド・メーキング・プロジェクトに従事。公益財団法人日本デザイン振興会理事、Gマーク審査委員、2005年愛・地球博「日本の匠」プロデューサー等を歴任。金沢美術工芸大学非常勤講師、経産省中小企業支援ネットワークアドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ファイル名 : デザインブレインマッピング.pdf
以下は、デザインブレインマッピングに関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
構想設計革新イニシアティブのキックオフシンポジウム(2018.3.14)に参加した者です。活動内容に賛同して出席してみたものの、初見の私には偉い先生の講演は難解でした。が、本書の前書きと1章を読んで氷解しました。「正しい企戦略」が失敗したときの評価立場を、”モデル云々関係なく、人や組織が動かない戦略はそれを決めたプロセスに人や阻止区の納得感がないので、プロセスを含めて戦略は正しくない”と取る書です。取り扱うのは、・トップダウンではなく、ボトム/ミドルアップ・グループではなく、チーム・マネージメントではなく、リーダーシップ・スキルではなく、メソッド・組織論ではなく、チーム活性化理系には特に刺さる内容でした。ディビジョンの中堅全員に読ませたい、そう思える書でした。
0コメント